伏兵

昨日の爺さん連中よりもウザい人がいました。
それは隣の区画のオバサン。
とにかく会話をしないと落ち着かないらしく
分かりきった質問をしてくる。

「その道具はどこで売ってるの？」
　　A：ユニディです
　　内心…ってかアンタ持ってるじゃん
「棒は何センチのを使うの？」
　　A：これはナス用だから90cmぐらい。
　　　　トマトなら2mくらいです。
　　内心…見てのとおり俺はまだ使って無いだろ！
　　　　　　他の区画で使ってるところを参考にしろ。
「苗はいつまで売ってるの？」
　　A：さぁ。いま売ってるのを買えば良いんじゃないですか。
　　内心…店によって違うんだから店に聞いてほしい
「そんなに道具使ったら収穫しても高くついちゃうね」
　　A：ま〜そんなもんですかね。
　　内心…いい加減にしてくれ。趣味レベルだから浪費OKだ！

携帯ラジオを持っていたので、極力聞こえないふりで過ごした。

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オバサンは僕との会話を諦めて菜園中を歩き回り、
お爺さん連中と会話をしていた。最初からそうしてくれ。

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菜園では一匹狼でありたい。
農業本を読みながら独学してる人間なので、
教わるのも教えるのも煩わしく感じるんです。

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怒るほどでもない。
ただ不愉快なだけ。